アートの祭典
ICHIKAWADAIMON2022
-和の伝統と現代アートが調和する-
2021年のイベント
展覧会の概要
2021年 11月9日(火)〜11月14日(日)
10:00〜16:30(最終日は15時まで)
市川大門 旧二葉屋酒造 酒蔵と母屋
入場料500円 (65才以上、学生は無料)
出品作家
雨宮弥太郎 (硯)
石田泰道 (インスタレーション)
伊東正次 (日本画・大和絵)
映水 (絵師)
大西邦子 (水墨画・絵手紙)
小木曽弘琳 (書)
小嶋三樹 (写真)
志村陽子 (インスタレーション)
棚町宜弘 (日本画)
長谷川創 (金属造形)
村上綾 (書・生花写真・文)
<ミニコンサート>
14日 (日) 13:00
琵琶奏者 黑田月水ミニコンサート
(入場料1000円)
<ワークショップ>
9日 (火) 13:00 写仏体験 (講師)映水
13日 (土) 10:00 和紙漉き体験
13日 (土) 13:00 墨色を味わいながら絵手紙を描く
(講師) 雨宮弥太郎・大西邦子
<絵灯籠> 伊東正次・大西邦子
雨 宮 弥 太 郎
(硯)
星丘硯
東京藝大で彫刻を学ぶ。 日本伝統工芸展を中心に作品発表を行なっている。硯を〝精神の器〟としてとらえ、現代の造形としての可能性を追求している。
石 田 泰 道
(インスタレーション)
花F037
1968年山梨県生まれ 筑波大学大学院芸術研究科修了
地元、市川大門の障子紙工場の製造行程で廃棄される紙くずを再利用しながら花をモチーフに制作している。花の一瞬の美しさを永遠の美に封じ込めるため、化石のような風合いを追求している。
伊 東 正 次
(日本画・大和絵)
桜樹霊図
1962年 愛媛県出身 多摩美術大学日本画科在籍後、大学院修了後
オブジェなどを制作する。その後、樹木や花をテーマにして襖絵を描き始める。現在は日展に所属しながら、美術館、ギャラリーなどと共に、古民家ホテル、寺社、高齢者施設などの公共スペースなどで生活に身近な場所での展示をめざしている。
転法輪印〜インド〜
2017年 東久邇宮文化褒賞 受賞
2018年 山梨大使 就任
日本一小さな町で菩薩を描く絵師。 国内外で展覧会や写仏会を開催。お釈迦さまの言葉や菩薩の姿を現した作品は、今の時代を自分軸で生きようとする人の心を支えます。
大 西 邦 子
(絵本作家・絵手紙)
天神さまと神がかりの童子
1944年 愛媛県西条市生まれ
1993年 東京都稲城市へ移住 自然の中で暮らしの絵手紙や独学
で水墨画などを描き続けながら自ら手作り 絵本出版
2015年 「天神さまと神がかりの童子」
2017年 「小田良昔がたり」
小 木 曽 弘 琳
(書)
花鳥風月
神奈川県出身、東京都在住
中央大学大学院法学修士(刑事訴訟法専攻修了)
創玄展、毎日書道展などに出展するかたわら、古典にとらわれない書の表現を模索中です。また、数年前より日本画を習い始めたのをきっかけに、アクリル絵具等による抽象画なども独学で描いています
小 嶋 三 樹
(写真)
太素杳冥
1957年神奈川県逗子市生まれ。1980年創形美術学校版画科卒業。
1982年東京写真専門学校商業写真科卒業。
1983年フリー写真家として活動を始める。
1995年山梨県南巨摩郡富士川町に暗室と工房を建築し創作活動の拠
点とする。雑誌、書籍等で歴史紀行、風景、人物を撮影発表するとともに、モノクロのオリジナルプリント作家として、個展、グループ展を国内外で開催
志 村 陽 子
(インスタレーション)
花葉
気配や生命の息吹のようなものを可視化して和紙などで具現化した
インスタレーションを制作しています。
2021
個展「月読草」京都府立文化芸術会館、京都
個展「存在の痕跡」三彩洞画廊、山梨
「木津川アート」京都
棚 町 宜 弘
(日本画)
山河悠遙
神奈川県出身
多摩美術大学大学院絵画専攻修了
創と造(五都美術商連合会)など企画展出品多数
個展(美術館、ホテル、百貨店などで企画展多数
豊島区役所など公共施設に作品設置多数
長 谷 川 創
(金属立体)
Hadayoshi
1977年、東京都出身。2004年、多摩美術大学美術研究科博士前期課程工芸専攻修了。山梨県山梨市牧丘町在住。表現上の様式を画一化させず、ジャンルレスな表現を心掛けながら、主に金属素材を使い展示活動を行っている。
村 上 綾
(書・生花写真・文)
生花菖蒲山紅葉 花器八角信楽
公益法人日本習字教育財団ドイツ支部代表/ドイツ国立大学デュッセルドルフ書道部顧問 /ドイツ惠光寺『歎異抄』講座写経講師
在独25年、「教育・医療・芸術」の関連性を書法研究に生かし、欧州の書法 教育の拠点として日本文化支援活動に尽力。書法家として、ドイツ国営放送や欧州文化祭典にて揮毫。2019年月・5月・6月、美智子上皇后陛下御歌詩集ドイツ語版『この一粒に重みのありて』講読会を東京・ケルン・デュッセ ルドルフにて主催・揮毫。2022年日独国交160周年記念国際文化展開催・揮毫 予定(ドイツ)
旧二葉屋酒造について
この施設は、平成21年国の登録有形文化財となりました。大正時代(江戸時代の建物と思われる)に東郡(南部町ともいう)の旧家を移築し、地元の大工頭の佐野章六(下山大工出身)が、店舗兼自宅の入母屋造瓦葺としました。大黒柱はケヤキの一尺三寸あり、一階の座敷の天井は高く、欄間は千本格子、ケヤキの床の間の隣の違い棚を結ぶくにづきは、透かし彫があります。書院の障子の桟は細かな吹き寄せ細工の格子、廊下や階段便所の床は、厚いケヤキを使用。二階の床柱や床かまち、落とし懸は黒柿を使っています。天井の板、障子の板にも木目が渦になったものを使用しています。
また、旧二葉屋には、書家の中村不折が滞在し、石原慎太郎も若い時に訪れています。平塩の岡にある甲斐源氏旧跡碑を建てた郡長依田孝の生家の地であり、江戸時代から酒造に使用した蔵が現存し、慶応大学のゼミ生のデザインで改装し舞台付の蔵となっています。
(市川マップの会会長 一瀬茂)
まささんの展覧会日記
お問い合わせ
ARTS for the future
この事業はARTS for the futureの助成を受けて実施されます。
レビュー投稿
ご意見をお聞かせください