アートの祭典
ICHIKAWADAIMON2022
-和の伝統と現代アートが調和する-
展覧会の様子
アートの祭典 ICHIKAWADAIMON
-和の伝統と現代アートが調和する 富士山芸術祭2022
-市川大門旧二葉屋酒造
山梨県市川三郷市市川大門1170
ごあいさつ
富士山を中心としてその周辺の地域は自然と文化遺産の宝庫です。市川三郷町もまたその地域の一つです。
昨年の展示では雨畑硯や市川大門の和紙の廃材を利用したアーティストなどにもご参加いただきました。アートを通して、この富士山を中心とする地域の自然、文化、人々の生活、産業、それらをクローズアップし、その魅力を日本や世界に発信すること。また、地域の文化を取り入れ
たワークショップを開催してその魅力を子どもから大人のみなさんに体験していただきながら、皆さんに楽しんでいただけるよう願っています。
また、この展覧会は富士山芸術祭2022に参加しています。県内10個所で開催されている展示もあわせてご覧いただきましたら幸いです。
一般社団法人ART JAPAN和SOCIETY
代表理事 伊 東 正 次
主催:一般社団法人ARTJAPAN和SOCIETY
協力:市川マップの会
後援: 市川三郷町 市川三郷町教育委員会
アートの祭典
日本には、「床の間芸術」という言葉があります。
「床の間」の空間の前で、掛け軸や生花やお茶、三味線といった様々な芸能をその前で楽しみました。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、五感全てを使って、身体全体でアートを味わったという意味では、いわゆる、総合芸術と言って良いかと思います。
今回の「アートの祭典」もそんな五感全部で愉しんでいただければ幸いです。
<旧二葉屋酒造について>
平成21年国の登録有形文化財となる。大正時代(江戸時代の建物と思われる)に東郡(南部町ともいう)の旧家を移築し、地元の大工頭の佐野章六(下山大工出身)が、店舗兼自宅の入母屋造瓦葺とした。大黒柱はケヤキの一尺三寸あり、一階の座敷の天井は高く、欄間は千本格子、ケヤキの床の間の隣の違い棚を結ぶくにづきは、透かし彫がある。書院の障子の桟は細かな吹き寄せ細工の格子、廊下や階段便所の床は、厚いケヤキを使用。二階の床柱や床かまち、落とし懸は黒柿である。天井の板、障子の板にも木目が渦になったものである。書家の中村不折
が滞在し石原慎太郎も若い時に訪れている。平塩の岡にある甲斐源氏旧跡碑を建てた郡長依田孝の生家の地であり、江戸時代から酒造に使用した蔵が現存し、慶応大学のゼミ生のデザインで改装し舞台付の蔵となっている。
(市川マップの会会長 一瀬茂)
<市川マップの会について>
市川大門にある数多くの文化財や名所旧跡・道祖神・代々受け継がれている家敷・古木・庭木などを楽しいイラストマップにして、市川の町を散策する楽しみをつくり、愛郷心が起こる一つの手立てになればと始める。消えゆく伝統文化、生活様式の掘り起こし、次世代の子どもたちと、町民に市川のお宝再発見をし、誇れるまちを伝承して欲しいと平成5年より活動している。
展覧会概要
11月5日(土)〜11月13日(日)
10:00~16:30(最終日は15時まで)
市川大門 旧二葉屋酒造 酒蔵と母屋
入場料500円 (学生以下無料)
<出品作家>
石田泰道 / 長谷川創 / 大西邦子 / koharu小春 / 中 込 龢 / 伊東正次
<ミニコンサート>
5日 (土) 13:00
琵琶奏者 黑田月水ミニコンサート (入場料1000円)
13日 (日) 13:00
山本ゆきみ独唱会 (入場料1000円)
<ワークショップ>
6日 (日) 10:00 10:30 11:00 和紙漉き体験
6日 (土) 13:00 絵手紙を描く(講師) 大西邦子
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参加作家
ワークショップ・イベント
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